元気になる質問
ここでは、教育現場の教師ためのメンタルヘルスをテーマにしたプログラムを
ご紹介していきます。
学校の中では、日々様々な問題が生じます。
しかし、問題を抱えたからといって、子どもたちも、日々の授業や行事も
待っていてはくれません。
問題から生じたストレスを、いかに切り替えて次のことに向かうのかということは、
教育現場の課題ともいえるでしょう。
第1回目は、『元気になる質問』を紹介します。
◇ どんなときに、嬉しくなったり楽しくなったりしますか?
◇ 何をしているときがくつろげますか?
◇ 好きなことは何ですか?
◇ 行ってみたい場所はどこですか?
◇ 感謝したいことや感謝したい人は誰ですか?
このような質問をされたとき、頭の中でどのようなことが起こるでしょうか?
質問を投げかけられると、その質問に答えようとして自動的に頭の中で情報を集めたり、
その情報を検索したり、選ぶ作業が行われます。
ですから、このような質問をされると、
嬉しかったり楽しくなったのは今までどんなときだったのかという過去の記憶を検索し、
そのときのイメージを思い出して、どのくらい嬉しかったのか楽しかったのかを確認しながら、
答えとして適切な情報を選び出していたのです。
その結果、自分の意識が向いている方向が嬉しいことや楽しいことの方向に切り替わって、
それに伴い心の状態も元気な状態に自動的に切り替わっていきます。
ですから、自分にとって元気になる質問をいくつか用意しておいて、
気持ちを切り替えたいときにはいつでも、
その質問を投げかければ自分で自分の意識の方向と気分をコントロールできるわけです。
意識をそらすだけではなく、問題解決のためにも質問が役立ちます。
◇ どうすればこの問題を解決することができるのか?
◇ この問題をどのように解決したいのか?
◇ この問題が起きたことで、気づいたことや改善したほうがいいと思うことは何か?
◇ このことが起きたことで、自分は何を学ぶことにつながったのか?
問題解決のための質問は、悩んで自分や行動を責めたり、
どうしていいかわからなくて八方塞になっているときにも、
問題解決や次への行動の手がかりを見つけるヒントに導いてくれます。
これらの質問は、自分に投げかければ自分の気分や状態を切り替えられますし、
子どもたちやその他周りの人たち誰にでも質問を投げかけるだけで同じ効果が期待できます。
いつでも簡単に使えますので、是非お試しください。