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学校の先生や指導者を応援します アーカイブ

2010年9月27日

元気になる質問


 ここでは、教育現場の教師ためのメンタルヘルスをテーマにしたプログラムを
 ご紹介していきます。

 学校の中では、日々様々な問題が生じます。
 しかし、問題を抱えたからといって、子どもたちも、日々の授業や行事も
 待っていてはくれません。
 問題から生じたストレスを、いかに切り替えて次のことに向かうのかということは、
 教育現場の課題ともいえるでしょう。

 第1回目は、『元気になる質問』を紹介します。

  ◇ どんなときに、嬉しくなったり楽しくなったりしますか?
  ◇ 何をしているときがくつろげますか?
  ◇ 好きなことは何ですか?
  ◇ 行ってみたい場所はどこですか?
  ◇ 感謝したいことや感謝したい人は誰ですか?

 このような質問をされたとき、頭の中でどのようなことが起こるでしょうか?

 質問を投げかけられると、その質問に答えようとして自動的に頭の中で情報を集めたり、
 その情報を検索したり、選ぶ作業が行われます。
 
 ですから、このような質問をされると、
 嬉しかったり楽しくなったのは今までどんなときだったのかという過去の記憶を検索し、
 そのときのイメージを思い出して、どのくらい嬉しかったのか楽しかったのかを確認しながら、
 答えとして適切な情報を選び出していたのです。

 その結果、自分の意識が向いている方向が嬉しいことや楽しいことの方向に切り替わって、
 それに伴い心の状態も元気な状態に自動的に切り替わっていきます。

 ですから、自分にとって元気になる質問をいくつか用意しておいて、
 気持ちを切り替えたいときにはいつでも、
 その質問を投げかければ自分で自分の意識の方向と気分をコントロールできるわけです。
 
 意識をそらすだけではなく、問題解決のためにも質問が役立ちます。

  ◇ どうすればこの問題を解決することができるのか?
  ◇ この問題をどのように解決したいのか?
  ◇ この問題が起きたことで、気づいたことや改善したほうがいいと思うことは何か?
  ◇ このことが起きたことで、自分は何を学ぶことにつながったのか?

 問題解決のための質問は、悩んで自分や行動を責めたり、
 どうしていいかわからなくて八方塞になっているときにも、
 問題解決や次への行動の手がかりを見つけるヒントに導いてくれます。

 これらの質問は、自分に投げかければ自分の気分や状態を切り替えられますし、
 子どもたちやその他周りの人たち誰にでも質問を投げかけるだけで同じ効果が期待できます。

 いつでも簡単に使えますので、是非お試しください。

自分の心を立て直す方法

 自分の心を立て直したいときに役立つセルフカウンセリングの手法を紹介します。

 新聞やTVでは児童生徒の暴力が増えたことや、
 ネットいじめのニュースが取り上げられています。

 学校という現場の中で、教師が頑張っても問題は次々と起こるのが現実かもしれません。
 そんなとき、自分の心を素早く立て直して問題解決思考に切り替える手法を知っていれば、
 ダメージや感情に流されることなく対処できますから、是非お役立てください。

【問題を解決する6つのステップ】

今から紹介する6つのステップは、そのまま行うこともできますが、パペットを使うことにより、もっと深いレベルでの気づきや発見を促すこともできます。パペットを使う場合は、パペットを左手につけて行います。

 ① 問題点を語る(パペットを使う場合は、パペットの口に語らせ、客観的にその言葉を聞く)

 ② その問題の奥にある肯定的な意図があれば、その意図を抽出する
  この問題を起こすことによって、何を得たかったのか
  パペットを使う場合は、パペットに肯定的な意図は何かを聞いてみる
  例えば、自分に関心を向けて欲しかったとか、本当は認めて欲しかった、
        自分の力を示したかったなど

 ③ 本当はどうしたかったのかと問う(2つの視点で)
  パペットを使う場合はパペットに質問して答えてもらう。なければ自問自答する。
   ・ 問題を起こした相手は本当はどうしたかったのか
   ・ 自分自身は、この問題について本当はどのようにしたいのか

 ④ 望む結果につながるために、どのような方法を行うことができるのか、
  今までとは別の方法を3つ以上考える
  パペットを使う場合は、パペットを相談しながらいくつかの方法を導き出す

 ⑤ 採用する方法を選ぶ
  ④で挙げた方法を、イメージの中で1つずつ展開してみて、うまくいきそうなものを選ぶ。
  もし、全てがうまくいかないように思えたときは、④に戻って、3つ以上探すところから行う。


 ⑥ 新しい方法を採用したとき、どのような展開になりそうか未来をイメージする

 6つのステップは、問題解決に意識を向け、自分の求めている解決方法を導き出すプロセスです。肯定的な意図を見つけるところは少し時間がかかるかもしれませんが、最初にどのような問題でも肯定的な意図があるという前提にたって問題解決を考えることは大きな意味があります。

 また、子供同士のいじめや暴力などは子どもたちの心も傷ついていますので、パペットを使って、6つのステップを子どもと一緒に考えてみることも、一緒に問題解決を考えていく上で大きな援助になります。是非活用してみてください。詳しい方法は、http://happy-puppet.net/をご覧下さい。

初心を思い出して元気になる!


 教育の現場では、日々のルーティンワークに達成感を感じことが難しいときがあります。

 学校という空間の中で同じ作業の繰り返しに、「このままでいいのだろうか?」という
 漠然とした不安を抱くこともあるかもしれません。

 そんなときに、自分の進みたい未来やその先にある自分が手にするものをイメージできると、
 心のモヤモヤもスッキリ解消させることができます。

 年の初めや年度の切り替えのときに、自分の目指したい未来を再確認してみましょう。

 以下の質問を自分に投げかけてみてください。
 そして、自分の気持ちを確認したり整理していきましょう。

【初心を思い出す】
  ◇ どうしてこの仕事を選んだのでしょうか?
  ◇ この仕事を通して、何を得たいと思ったのでしょうか?
  ◇ この仕事を通して、どのようなことを実現したいと思ったのでしょうか?

【現在を別の視点から見てみる】
  ◇ この仕事で嬉しいことは何ですか?
  ◇ この仕事から学んだことや成長したと思えることは何ですか?
  ◇ この仕事の頑張っている自分を実感できるときはどんなときですか?
  ◇ この仕事で自分が工夫していることは何ですか?
  ◇ この仕事をすることで、自分が役に立っていると思えるところは何ですか?

【望んでいる未来を見つける】
  ◇ この仕事を通して、どのような自分に成長したいですか?
  ◇ この仕事で実現したいことは何ですか?
  ◇ それを実現したとき、それは、いつ、どこで、そのとき周りには何が見えて、
    どのような音が聞こえて、どのような感覚を味わうのでしょうか?
  ◇ その夢を実現するために、自分がしたほうがいいことは何ですか?
  ◇ その夢が実現することは、自分にとってどのような意味や価値があるのですか?
  ◇ その夢を実現することは、自分以外の人や社会にとってどのような意味や価値をもたらす
    可能性がありますか?

 これらの質問を使って、自分の望んでいる答えを導き出してみると、
 不安が解消されるだけでなく、ワクワクした感覚にまで切り替えていくことができます。
 どんな仕事でも、モチベーションが下がったり、不安や焦りが出てくるときがありますが、
 どんなときでも、初心を思い出したり、現在の現状が自分の成長に如何につながるのかを
 確認したり、望む未来に向かっていることを確認できれば、自分の本質とつながって充実感を
 取り戻すことができます。是非お試しください。

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