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やる気を引き出し行動を起こす!

■一年の計は心にあり

 新しい年になって、今年の目標を立てた人も多いかもしれません。目標はたてたものの、やる気がでなかったり、日々の練習に結びつかなければ意味がありません。目標をたてたときに大切なのは、心の状態をいかに良い状態に維持できるのかということです。その目標を達成できるかどうかは自分の心の状態にかかっているといっても過言ではないでしょう。今回は、自分の目標を実現するために大切な、やる気を引き出し、今の行動に結び付けるプログラムをご紹介します。
 今回紹介するプログラムは、ワークシートを使って、自分の中から、自分にとっての意味や価値を引き出し、そして今何をすべきかを引き出していく方法です。


■目標を達成することの意味を見つけよう

 私たちは目標を持っていても、その目標が実現したらどのようなことが起こるのか、その目標を実現することは自分にとってどのような意味があるのかに気づいていないことが多いと思います。このことに気づくと、もっと心の底から意味を感じて日々の時間を過ごすことができるようになります。

【プログラム】
 まず、人数分の紙と書くものを人数分用意しましょう。できれば、ワークシートを活用すると流れがスムーズのできると思いますが、ワークシートがなくても紙があればできます。一人でもできますが、2人組でやるとより効果的です。1人がインタビューアーになって、②からは、質問をつかって相手の考えを引き出して書きとめていってあげましょう。役割は最後まで終わってから交代します。

① 仕事で実現したい目標を考えてみよう
はじめに「自分はどうなりたいのか」「何を実現したいのか」をそれぞれ自分で考えて、肯定的な表現で自分で紙に書いてみましょう。ここでは野球を通しての夢で考えるといいと思いますが、野球以外の場面でも活用できます。

② この夢が実現したらどんなことが起こりそう?

①で見つけた目標が実現したら、どのようなことが起こりそうかを想像してどんどん書いていきます。自分で書いてもいいですし、ペアになって相手に「この夢が実現したらどんなことが起こりそう?」と質問して、出てきたことをどんどん相手の紙に書きとめてあげるとなおいいと思います。このとき書いてあげる人は、「いいね」と肯定的に聞いてあげることがポイントです。


(イラスト)

③ この夢を実現することはあなたにとってどんな意味がある?
次に「この夢を実現することは、あなたにとってどんな意味がある?」という質問を使って、②と同じようにペアで聞いて書き留めてあげるか、自分で書き出してもいいでしょう。この質問は1回だけでなく、相手が答え終わったら「意味」を「いいこと」や「価値」などの言葉に代えながら繰り返ししていきます。その時々で思いついたことをどんどん応えてもらい書き取っていきます。何度か繰り返して、相手から同じような答えが返ってくるようになったらそこで止めますが、そこまでは続けてください。

④ 書き出したことを「そして」でつなげながら読んであげましょ
「~さんにとって、○○を実現することは、○○こういう意味があって、そして、○○こういう意味があって、そして......~こういうことなんですね」というように、「そして」を使ってつなげながら、今書き出したことを読んで言葉で聞かせてあげます。このことによって自分でも気づいていなかった自分にとっての意味に気づき、確認していくことができます。

⑤ 感じたことを自由に振り返る
ここまでの一連の流れを振り返ってどんな感じがしたか聞いてみましょう。聞いてもらった人は「こんな感じがしたよ」というように自由に感想を伝えあいましょう。

⑥ 実現するために何をすればいい?
次は、「その夢を実現するためには何をすればいい?」という質問をします。インタビュアーは答えをメモしてあげてください。「他には?」「他には?」「そのためには何ができる?」というようにどんどん引き出してあげましょう。

⑦ 今できることは?
たくさん出てきたら書き出した紙を見ながら、「~さんは、○○を実現するために、○○もできるし、○○することもできるし、......もできるんですね」と読み上げてあげます。そして紙を相手に渡して、「今何がしたい?」という質問をしてあげてください。ここまできたら役割交代です。最初はやり方を示してあげるといいと思います。


■指導者や周りの大人たちが意味や価値を引き出していく

 今回紹介した方法は、自分の夢を実現することが自分にとってどのような意味や価値をもたらすのかということを引き出して整理し確認することができるので、やる気を引き出すために役立ちます。また、夢の実現のためにできることを具体的に引き出すこともできるので、行動へと導くこともできます。自分一人で行うこともできますし、2人組でお互いにインタビュアーとなって引き出していくこともできます。
 私自身も、忙しかったり疲れていると仕事の意味を忘れてしまいますので、ときどきこの方法を用いて確認しているのですが、そのたびに心の底から感動し、感謝し、行動意欲が湧いてきて、新たな気持ちで行動が移せるようになっています。
 実際に子どもたちに試してみるとやる気になってきて、自分から行動するようになります。子どもたちには「練習しなさい」と言うことよりも効果がある方法です。是非、試してみてください。

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2010年5月30日 19:00に投稿されたエントリーのページです。

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