みなさんは、目的と目標の違いをご存知ですか?目標というのは、数字に置き換えられるマイルストーンのようなもので、達成可能なものです。みなさんでいえば、予算が目標かもしれませんね。それに比べて、目的とは追求し続けるもののことです。そして、目標と目的はどちらも大事なのだとつるちゃんが言っていました。目標だけで目的が見えなくなることが多いけれど、目標だけでは人は虚しくなるそうです。だから、みなさんももう1回、自分自身の目的を確認してみませんか?2年目の研修では、次のような質問を使って自分の目的を確認しました。
① どうしてこの会社に入りましたか?
② この仕事で嬉しかったことは何ですか?
③ この仕事で成長したことは何ですか?
④ 次の1年でどうなっていたいですか?
⑤ この1年で達成したい目標は何ですか?
⑥ この目標を達成すると、何を得ることができますか?
⑦ そのために何をしますか?
みなさんが、入社何年目であったとしても、これらの質問がみなさんが本当に求めている答えを引き出して、そして充実して働ける状態に導いてくれるのではないかと思います。
私もこの質問を自分にしてみました。私がミキハウスに入社した理由は、ミキハウスから世界中を幸せにしたいという想いがあったことを思い出しました。そして、今もその気持ちが変わらないので、ミキハウスから幸せを発信していくためには、ミキハウスで働く人たちに幸せになってほしいと思っていて、そのために、できれば年間10回ぐらいはミキハウスで研修させていただきたいし、できれば百貨店でも研修をしていきたいと思っていることに気がつきました。みなさんは、どんな発見がありましたか?
研修では、自分から出てきた答えを2人組になって聞きあうことをしました。聞く人は、相手が嬉しくなるような聞き方を工夫して聞いてもらいました。その結果、全員が自分の考えを話して聞いて嬉しくなるという体験をしました。お客様とのコミュニケーションでも一番大切なのは相手が嬉しくなる聴き方をすることです。ミキハウスの商品は、誰から買うのかで、付加価値が大きく違うことになります。嬉しくなるコミュニケーションができれば、お客様にとっての価値はどんどん上がります。その意味でみなさんは素晴らしい実力をすでに持っているということになりますね。
それから、つるちゃん語録に、『山の住人と谷の住人』『天国体質』という言葉があります。人は誰でも山あり谷ありだけれども、山の住人は、谷に来たときに「次に山にいったときの話のネタにしよう」と考え、谷の住人が山に来たときには「そんなにいいことが続くはずがない」と考えるというのです。『天国体質』は嬉しいことと辛いことの嬉しいことのほうにフォーカスする人のことだそうですが、仕事の嬉しかったことや成長できたことにフォーカスすることで、天国体質を身につけて山の住人になることもできます。
「1人はみんなのために。みんなは1人のために。」私の好きな言葉ですが、人が一番力を発揮できるのは、応援する仲間が支えてくれるときなのです。応援しあう仲間は自分から働きかけてつくることができます。相手の話を応援するつもりで聞くことで、応援し合う仲間ができるのです。つるちゃんの話に、「『仕事場の雰囲気が悪いからイヤだ』という人がいるが、仕事場の雰囲気は自分でつくっているて、自分が率先して何か働きかけて雰囲気を良くしていける人は、どこに行っても幸せになれる人だ」と言っていました。どこにいようとも、幸せでいることもできれば、相手や職場のせいにして文句を言い続けることもできるのです。だから自分から目の前の人を応援して、自らいい雰囲気をつくってより幸せな職場にしていきましょう。行き先を間違うと違うところに到達してしまうので、何度でも自分に質問しながら方向確認して幸せの方向に進んでいってください。みなさまの幸せを願っています。